数学は自分で作り出してもいいらしい。
「【書評】「はじめてであうすうがくの絵本」は大人に買って読んでもらいたいと思った | ごみぶろぐ」でも描いたが、数学とは本来は「考えること」「学ぶこと」に過ぎない。
これを数学の自由性と言うが…当たり前なんだけど、人間の思考が自由かどうかは別問題だよね。
そりゃ数学と人間は違う主語ですから当たり前ですね。
人間の自由意志と数学はちがう「系統」なので、数学をどんなに極めても人間の自由意志とは違うわけです。
もともとそれらが統合されていると信じていた時代も少し前にあり、またそれを統合しようという動きも在るけれど(でもそれは人間の完成のためではなく、あくまで産業としてのイノベーションを期待してだから)あまり興味がわかない。
まあ未知への探求心は人間尽きないので数学を極めていかない理由にはまったくならないわけだけど、ちょっとモチベーションさがりますよね。
…言いたいことはそれだけです。ただの愚痴でした。
ニュートンやライプニッツなんかは数学と科学を極めていくこそが信仰心と結びついていたので羨ましいな、と。
デカルトやヒュームは育ちがいいのか、あまりワクテカしない様子。
ガリレオは「それでも地球は動く」と言ってハッスルしていましたが、宗教裁判で殺されかけているから当然か。
いずれにせよコペルニクス的転回をする麻雀で言うところの燕返しみたいなことは楽しそうですが、そういった逆張りのスリルが無い。
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