相川圭子の本に、気もちを静めるヤントラとかいうカードの付録があって、これは何だろう?一体、何がルーツなの?…と疑問に思っていました。まあ、眺めて何か精神がいい方向に行くのならば眺めるか…と思っていて、気になって最近よくネットで調べていました。曼荼羅絵の一種かな?と思って調べてみると、色々な種類があるようで…その中で、やたら見かけるのがフラワーオブライフとかメタトロンキューブとか名前がつけられたものが多数表示される。
…なんか知らんけど、わりと最近になってまたこの手の図形が流行っているらしい。ドランヴァロ・メルキゼデクという人の神聖幾何学について書かれた本がその火付け役らしい。バグワン・シュリ・ラジニーシ(OSHO)の本は図書館にあるけど、この手の本は図書館にはない。高いお金を支払わないと買えないのが辛い。(だって、お小遣いがないんですもの)
ちなみに、スピリチュアルはともかくニューエイジ系の思想って、もう新しいものが生まれてこないのか?と思っていたが、そんなことはないようだ。むかし流行ったピラミッドパワーを思い出した。ピラミッドの形をした鉄の棒の中に入ると様々なポジティブな効果があるやつ。
カバラ数秘術なんかでは、生命の樹(セフィロトの樹)が出てくる…ゲームなんかでもよく使われるし、昔すこし興味を持って調べたことがある。神智学とか魔術にも関係してくると思うが…早い話が宗教性を取り除いた現代の数学的にも通じる神秘がその背後にある気はしている。なので、フラワーオブライフもメタトロンキューブもどこかで見たことはあるしカトリック教徒の知人と何がしかの議論をしたと思うのだけど、自分がそこまでその時は興味がなかったので話にならなかった。
これらが、そこまで重要視されるようなものではなかった気がするので、なんだか今また流行るというのが不思議な気がする。ついで個人的にも「面白そうだ」と思うようになるなんて思わなかった。
多次元宇宙を表す幾何学模様をこねくり回す妄想は、程度の差こそあれど道具も時間も要らなくてもできます。逆に言えば、やろうと思っても「頭が多少おかしくないとできない」(!?)
…現在知っている程度の…私の拙い知識で、雑に言語化すると…フラワーオブライフ(FOL)は19の円を重ね合わせると描けるものらしい。FOLは花や葉っぱに見える左右上下対象の絵であり、その円の交点を結ぶとメタトロンキューブ(MC)になる。また、フラワーオブライフ内には、セフィロトの樹が現れる。…これだけでも十分にできすぎている気がしますね。人がFOLの不思議に取り憑かれるのがよくわかります。イラレなんかで自分でレイヤーをいくつも重ねて図形を作る様を動画にしてみたりしたら面白いかもしれない。
2021年08月の付録がフラワー・オブ・ライフのコインだったらしい。メルカリで安く売っているので買おうかな。後でプレミアつくかも。(つかないか…)
トーラスとかマカバとか他にも興味深い図形がいくつもある。ヤントラ(シュリ・ヤントラ)も中央にある三角形の配置で神々を定義しているんだとか…どういうルールでその参画の重ね合わせをしているのか分かりませんが、これも調べてみるとより面白いのかもしれない。ですが、FOLやMCのほうが素直に面白い図形というのは、分かり易いと思います。
ちなみに、この図形から生命エネルギー(波動)が出ているので、その図形が書かれたシールを腰痛持ちの人の腰に貼ったら痛みが嘘のようにとれたとか腐りかかっていたサボテンの植木鉢に貼り付けたら、みるみる成長して花をつけるまでに回復したとか…。食べ物が腐らないとか…そういうことを言う人がいますが…そういうことについて私は懐疑的です。疑似科学だと思います。ただ、椎間板ヘルニアの痛みについては、3分の2がストレスによるものだっと思います。だから、ある意味、プラシーボ効果は認められるのだと思います。気分の持ち方次第で、だいぶ良くなるものには、効果がみられるのかもしれません。お守りを所持していることによるものもプラシーボ効果だと思います、でもけして侮れません。あとは、FOLやMQに限らず曼荼羅絵(左右上下が対象の図形)を眺めていると、その線が織りなす様々な何かを脳が認識します…ので、嫌な気持ちから離れて気持ちが落ち着いてきたりする効果は、少なからず自分には感じられます。それが人間がまだ解析できていない幾何学によるものだとすれば、自然とその神聖性を感じられるでしょう。
なんの関係もなさそうな素数が、平方根や三角関数の公式とリンクする不思議と、同様に何かあるに違いない!と…。
FOLやトーラスをキリスト教とリンクさせる人もいるようで、そういう意味では一部のキリスト教とスピリチュアリストの見解は分かれていくようだが…その辺はその辺で興味深い。「【前編】フラワーオブライフの真実の【完全版】/フラワーオブライフの危険な使い方/キリストの復活/十字架は2本では足りない – YouTube」これ。再生数が少ないけど、ドランヴァロ・メルキゼデクの延長にあるネタとしても面白い。あと、このマリアトリニティの渡辺徹という人は初めてこの動画で知ったけど、とても面白い。私と思想の方向性は同じっぽいので「 Maria-Trinity.Love」勉強になる。FOLはエネルギー(波動)ではない。これは分かり見。ただし「キリストはピラミッドの地下でマグダラのマリアと聖杯である無条件の愛の子宮の内にアダムとイブからの男女の肉体の縛りを超えて交わることで無限の光のカラダとなり神と共に無限の命を共同創造しました」とか分からなくなってくるあたりがおもしろい。八ヶ岳のロッジとか富裕層向けの遊びなのか?と思いきやそういうわけでもないらしいけど。後で見てみよう。(見ないかも)
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