人間は誰もがひとりで死ぬ。
一人暮らしで生きていてもそうだし、配偶者に先立たれても、結局はひとりで死ぬ。
2人で心中しても、意識が同じところに飛んでいく…というのは幻想だろう。
仮に魂があって地獄に行っても(自殺っていうのは宗教的には地獄に行くのではないかと)
それで、地獄で一緒になってハッピーになりましたなんて聞いたことがない。
一緒に地獄に行って離れ離れになるのが関の山。
男は剣の山に突き刺され、女は血の池地獄で浮いたり沈んだり。
これを、ハネムーンか何かには到底例えられないかと(汗)
ちなみに「おひとりさま」という言葉を流行らせたのは上野千鶴子なのだそうだ。
2007年に出版された『おひとりさまの老後』から、やたら使われるようになったらしい。
言わずもがな、レストランに入った時に店員にいわれる「おひとりさまですか?」に由来する言葉だろう。
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そういえば仏教系の新興宗教である真如苑を宗教学者の島田裕巳が「おひとりさま」の宗教と呼んでいたきがする。
その理由は手元に書籍が無いのではっきりしたことは言えないが、1人で生きて1人で死ぬことについて特化した現代宗教っていう意味なんだろうと思う。
さほど重要ではないとは思うので改めて調べたりはしないけど…まあ、そういうことなんだろう。
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