ブログのすすめ。wysiwygエディタに頼ってstrongタグを埋め込み過ぎないようにしましょう

WYSIWYG(ウィジウィグ)という言葉を聞いたことがありますか?

ワードプレスなどのCMSで文字を編集する時にマイクロソフトの「Wordみたいに文字を太字にしたりセンタリングしたりできるヤツ」のことです。ITエンジニアでもふつーにウィジウィグという言葉を知らない人もいます。「ワードみたいに簡単に編集できる機能」って言った方が非エンジニアにもだいたい伝わります。だから、別に言葉としては知らなくて、そういうものがある!という認識をしておけば問題ないのかもしれません。第一ウィジウィグなんて言いにくいですし。ディグダグみたいな響きだしなじみがない。ちなみに私もワードみたいなやつという風に覚えているので、WYSIWYGが何の頭文字(アクロニウム)だったのか覚えていません。アクロニウムだったことだけは覚えている。そんな感じです。

WYSIWYGとは?wikipediaで調べてみました。

「What You See Is What You Get」=見たままに取得できる。という意味のようです。そのまんまですね。英語が得意じゃないのでたぶんまたすぐ忘れると思います。HTMLのタグなどしらなくても見出しや太字に便利な機能です。WYSIWYGな機能があるエディタのことを、WYSIWYGエディタといいます。WYSIWYGエディタはいくつものオープンソースの仕組みがあります。WEBアプリケーションを開発する際にもユーザの利便性を考慮してWYSIWYGエディタを組み込むことがあります。なんだか高機能な仕組みが追加された気がしてうれしい気がしますが時に害を成すこともあります。

wysiwygエディタはHTMLに疎い編集者を量産する

wysiwygエディタはHTMLがわからなくても、文字の体裁を思った通りに変更することができます。逆の言い方をすれば、wordpressなどのwisiwygエディタは、使用者の見えないところでHTMLタグを埋め込む仕事をしているということができるでしょう。

ところがそうやってwisiwygエディタで作られた文字レイアウトを構成するHTMLは、時にとんでもない構成のタグを埋め込むことがあります。例えば文字を太字にするには、font-weightプロパティにboldをスタイルシートへ指定して行いますが、wordpressのwisiwygエディタは、strongというタグを使用して埋め込みます。しかし、このstrongタグはWEBブラウザ上で太字になりますが、本来は強意(言葉の意味を強める効果)で使われるもの。

font-weightプロパティでもstrongタグでも「見た目が変わるんだからいいんじゃないの?」と、
思う方もいるかもしれませんが、google検索エンジンのアルゴリズムにstrongタグだらけの文章を解析させると、かつて検索エンジンにいっぱいひっかかるように意図的にstrongタグを使う人たちがいたため、strongがいっぱい含まれる分はSEO的観点から質が悪いとみなされると言われています。wisiwygエディタに頼ったばかりに知らず知らずgoogle検索のSEO評価が下げられてしまうということも、往々にあり得るということをしっかりおさえておいた方がいいでしょう。

HTMLタグはきちんと目視確認してから文章内に埋め込みましょう。

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